これから、何か新しい事を始めたい。まずはSNSの投稿から？でも文章が苦手。文章が書けない。と悩んでいるミドルシニア世代の女性も多いのではないでしょうか。
どうしたらその問題を解消できるのかわからず、行き詰まっている人もいるかもしれません。文章力がないと、伝えたい事が伝わりにくくなってしまいますし、読みにくいブログになってしまいます。ここでは、情報発信に必要な文章力をつけるためのポイントについて解説します。
書けない原因は、必ずある
文章が書けない原因は、必ずどこかにあります。 ここでは40代・50代・60代の女性が陥りがちな３つの原因について解説していきます。
１：そもそも、書きたい目的がない
漠然と文章が書けるようになりたい。でも書けない。と思っていても書けないのは当たり前です。例えば、「劣等感を抱えた女性でも、起業できる事を知ってほしい！」のように、書けないという気持ちよりも書きたいと思える目的が見えていない事があります。漠然とした文章が上手くなりたい、という気持ちでいるとやっぱり苦手！とすぐに諦めてしまうでしょう。
２：公開する前から人からの評価を気にしている
実は無意識でここに抵抗を感じている方が多いのではないでしょうか。書いた文章に対して、過去に読みづらい・話が長いと言われた事があるなどの経験がある方は、文章を書いたとしても「どうせ下手と言われるに決まっている」のような抵抗を持っている場合、結果「文章が苦手」と認識してしまう事があります。
３：完璧な文章を書こうとしている
多くの方が、野球で言うならホームランを打とうとしています。少し書いたとしても、こんな文章だめ！と自分でジャッジしてしまっていませんか。手帳に書く日記なら書き手だけが理解していれば良いですが、ブログやSNSで発信する文章に関しては相手あってこそですよね。
文章というのは実は鍛えるものであり、あなたが評価するものではないのです。完璧主義な人ほど、文章が苦手と口にしている傾向にあります。下手くそでいいじゃない。まずは公開してみようと思う勇気が大事ではないでしょうか。
文章力を鍛える方法
（１）言語化する習慣〜日記をつける〜
最終的には他人に見られる文章を書きますが、まずは思った事や感じた事を言語化する事が基本です。そのために簡単なのは「日記を書く」事です。アナログの方が、脳の活性化にもつながるのでおすすめですがスマホのアプリなどでも構いません。
手帳に、今日嬉しかった事、楽しかった事、悔しかった事、悲しかった事など。日々の喜怒哀楽を記してみましょう。 のちにブログやSNSで発信する事は「自己開示と自己表現である」と分かってるとこの感情の言語化というのは、文章力を鍛える一番強力な方法と言えるでしょう。
（２）書きたいと思う題材・テーマを見つける
次に、書きたいと思える題材を見つけてみましょう。これまでの経験で上手く行った事・成功した事だと良いでしょう。経験した事がないテーマだとしても、例えばSDGsや環境保護に興味がある、のように興味関心があるものでも良いでしょう。
（３）Twitterで呟いてみる
X(旧twitter)は１投稿140文字に制限されているSNSツールです。いきなり長い文章となるとハードルが高いと思われる方もtwitterなら「今日は心理学のセミナーに行ってきました！勉強になりました！」のようなレベルのアウトプットでも良い訳です。
余裕があれば、他の方のツイートを見ながらどんな言葉に心を動かされるか？どんな人をフォローしたいと思うか？リサーチしてみると良いでしょう。文章とは正解がありません。学校のように誤字脱字がなければ、１００点というものでもありません。
特にこのメディアを読んでくださるミドルシニア世代の皆様は、特に価値観を大切にした文章を書きたいと思っていると思います。ぜひ、正解を求めず呟いてみてください。
（４）音声で録音してみる
一部、話す事は得意なのに文章を書く事が苦手という方がいらっしゃります。単純にタイピングが苦手か、頭の回転が早すぎて言語化するまでの過程を面倒だと思っている可能性が高いです。
そのような方は、音声で録音してのちに文字起こしをしてみる事をお勧めします。 経済ジャーナリストの勝間和代さんも、メールマガジンは音声で収録したものをアプリで文字起こしして配信しているとおっしゃっていました。音声は、話し方のクセだったり新たな新たな気づきもあるかもしれません。
おすすめの書籍
ちなみに文章力を鍛える書籍は多々ありますが、書けない理由にフォーカスした書籍を高橋美桜が執筆しました。新しい視点を持つキッカケになれば幸いです。 「ゼロから始める魔法のブランド文章術」
